craneport

記事一覧(10)

昨夜は早上がりで心に栄養を<第4回レゾナンス 鎌倉の響き>

「第4回レゾナンス鎌倉の響き」の初日「風の楽器(ウインド)のレゾナンスII」にお邪魔しました。根が単純なので生音というだけでテンション上がりますが、地元鎌倉の吉井瑞穂さんはじめ世界で活躍する名プレーヤーが演奏、しかもオーボエ、トランペット、トロンボーン、ハープという小編成、充実の内容でした。幕開けは4人そろってのヴィバルディ・春。最初の1音目から引き込まれました。リズム隊なしの編成ですが、歯切れのいいハープ、トロンボーンのベース音がバッキングに回るとスウィングし始めます。われらが吉井さんのオーボエは凛とした美しさ。ハーモニーの中から綺麗な一本の線となって耳に届いてくる感じ。色彩豊かな音色は自然の中で聴いているようです。今度はソロを聴きたい!スペインの犬と猫を題材にした小曲は看板犬の菊丸がはしゃいでる姿が目に浮かぶし、ワウワウを使ったトランペットとトロンボーンの掛け合いは優しいデューク・エリントン。佐藤友紀さんの完璧にコントロールされたトランペットは清々しく、フリューゲルホルンの演奏も聞けるおまけ付き。吉野直子さんのハープは変幻自在。ハープの音色でスパニッシュギターを鳴らしたかと思えば、緊張感のある白鳥の出だしはグッときます。そして清水真弓さんのトロンボーンソロ。僕の中でのトロンボーンは谷啓、カーティス・フラー、トミー・ドーシー…みたいな感じですがこのけっして機敏とはいえない楽器の魅力をソロでたっぷりと聴かせてくれます。大好きなバッハの無伴奏は白眉です。トロンボーンは行間に饒舌な楽器。腕の曲げ伸ばしの間に妙味があります。ソロだから生み出されるテンポ感、やっぱりスウィングしなけりゃ意味がない。貴重な体験でした!2時間弱の間に短い曲で20曲あまり、飽きのこさせない構成もとてもよかったです。最後はG線上のアリア〜アヴェ・マリアのしっとりとした演奏で幕を閉じます。家路の春雨も気持ちのいいものとなりました。

メニュー看板を描くというアナログ作業

新調した大看板の横に掛けているメニュー看板がショボいので、先日の「黒板ワークショップ」を活かさねばと看板ごとかえて描き直し。おおまかに下描きを…と思い取りかかったけど、ワークショップ講師の藍田さんがまだテラスで看板制作しているとき、それを眺めながらお客さんと「下描きなしのフリーハンド…」という話をしていたのが思い出され、気を取りなおして直に描きました。でも日本語むずかしい。もう文字の大きさが揃いません。書体をある程度イメージしていたけど漢字まじりになったとたん普通の明朝体になりかけます。直していたらいくら時間があっても足りないので、いろんなところに目をつぶりこのままリリースします。藍田さんが「アナログは古いけれど新しい」と。来店されるお客様には写真好き、カメラ好きの方がよくいらっしゃいますが、たまにフィルムカメラを持っている方がいます。僕も数年前まで使い倒していたカメラを店のインテリアに持ってきました。ライカIIIf。バルナックライカ。美しいです。フィルム入れるのめんどくさいです。でもシャッタースピードと距離さえ合わせておけば撮るのは一瞬。還暦を遠に超えています。レンズはさらに古い。いじってみたい方、ご来店お待ちしています(笑)!